さくらんぼ通信

2021.09.29
住職のミニ法話

御会式号

日蓮大聖人にお会いしょう!

お祖師様が御唇から発せられました。 

今日蓮は、妙法蓮華経の七字五字を日本国の一切衆生の口に入れんと励むばかりなり。

これ即ち母の赤子の口に乳を入れんと励む慈悲なり。

釈尊云く、一切衆生の異の苦を受くるはことごとく之如来一人の苦なり等云々。

日蓮云く、一切衆生の同一の苦はことごとくこれ日蓮一人の苦、と申すべし日蓮が慈悲広大ならば南無妙法蓮華経は万年の外、未来までも流布べし、

日本国の一切衆生の盲目を開ける功徳あり、無間地獄の道を塞ぎぬ。

 法華経は三世の諸仏発心の杖にて候ぞかし。

但し日蓮を杖柱とも憑み給うべし。

南無妙法蓮華経は、死出の山にては杖柱となり給え。

日蓮法華経の文のごとくならば通塞の案内者なり。ただ一心に信心おわして霊山を期し給え。

   (宗祖日蓮大聖人御聖訓より)

 今、この時、私たちはあらゆる災禍に塗れ、人として生きる術を見失っています。

八百年の時を経て本仏釈尊は、上行菩薩の使命である南無妙法蓮華経の信心唱題による「立正安国」の顕現を再び日蓮大聖人に勅命されました。

 世界中の人々が幸せに暮らせる社会。人と人が互いに命の尊厳を認め合える社会。

地球上のあらゆる命が輝ける自然界の営み。これらはみな法華経の世界に他なりません。

 日蓮大聖人は私たちにお約束なされました。

「法華経をたもち、お題目を唱え、唱えせしむる者は現世は安穏にして後生は善処に生ぜんこと疑いなからん。」と申されました。

 11月7日、立正寺奉修―宗祖日蓮大聖人聖誕八百年報恩感謝大法要―に参詣なされた方に日蓮大聖人はお喜びの証として自ら「霊山之契り(りょうぜんのちぎり)」を手渡して下さいます。霊山浄土(常寂光土)では久遠実成本仏釈尊を中心に、日蓮大聖人を始め、あらゆる法界の聖衆(成仏確定者)が安詳として居られる仏様の世界です。「霊山之契り」は日蓮大聖人が、現世安穏の証文にして霊山浄土(常寂光土)へ往詣することができる事を約束して下さった「約束手形=契約書」です。

日蓮大聖人をこよなく慕い、尊崇し法華経を読誦しお題目を唱える皆様は久遠の御本仏より選び抜かれた地涌(じゆ)の菩薩に他なりません。

 

さあ、日蓮大聖人にお会いしましょう! 輝ける永遠の生命に皆んなで感謝致しましょう。合掌

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