立正寺について

法華宗 本門流 立正寺

立正寺は、新宿副都心より車で3分程の神宮の西、代々木に位置しています。昭和6年、開基白蓮院日定上人が茨城県下館市において開堂し、昭和27年に当地に移転致しました。戦中戦後を通じ、人々の不安と国家の荒廃を憂え、国民一同が正法法華経のお題目を唱えることで国家の安穏と国民の幸福を願って建立しました。

第1世期

戦後復興期(昭和25年)、立正寺の前進「立正題目教会」は、当地(山内一豊氏江戸下屋敷跡地)を購入、茨城県下館市より本院を移転し、開基 白蓮院日定上人により創建されました。

第2世期

時あたかも国家的大事業(昭和39年)、東京オリンピック開催に向け建設ラッシュの中、首都高速道路開通に伴い当教会昭和本堂は解体。敷地の一部は供出されました。信徒の離散、法人の弱体化中、第二世長壽院日龍上人は日々街中を太鼓を打ち鳴らしお題目唱導下衆行に励まれました。やがて本化地涌の菩薩衆の出現を見、平成5年には多くの信徒のカを結集し、寺号を「立正寺」と改めました。日龍上人の不惜身命の下衆行がみごと花開いたのです。 日龍上人は、先代上人の遺命でもあった本堂再建に向け、日々信徒と共に精進を重ねましたが、平成 13年4月、突如として化を霊山(りょうぜん)に移されました。

第3世期

某、先代、先々代上人の遺命を呈し、新生立正寺具現を発願。平成19年4月 當山第二世 長壽院日龍上人第七回忌 御報恩供養に擬し奉る。

法華宗(本門流)について

仏教の宗派の一つである法華宗(本門流)は法華経に基づいて信心をすすめ、世の中に真の幸福な世界を築くことを目的とし、遥か遠い昔からの釈尊のご信仰を受け継いだ、宗祖日蓮大聖人の教えをそのまま今に伝える唯一の宗派です。日蓮大聖人が唱えられた、皆様ご存知のお題目「南無妙法蓮華経」を聞き、信じ、口唱し、多くの人々の心に仏となるための種子を植えていくことを信心の根本としています。法華宗(本門流)には、創立年代はそれぞれに異なりますが、織田信長の名とともに全国に知られている【本能寺】をはじめ【鷲山寺】・【光長寺】・【本興寺】の4つの大本山があります。

ご挨拶

今日、私たちは自分自身のみ、「形」あるものだけに価値を置き、箱物だけをむやみに造ってきたため、自然を破壊し、生命を粗末にし、私たちの生活環境を劣悪なものにしてしまいました。生命本来の尊さに気づかない愚かさに今、私たちは声高らかに警鐘を打ち鳴らします。

 

正しい生き方に帰せよ!
他の生命に思いやりと慈しみの心を持って行動せよ!
正しい良心を持つ者の国土建立を目指せよ!

 

安穏な国土社会は正しい教え、法華経の信心に入らしむことによってのみ、実現するのです。
立正寺は法華経の教えを通し、国土の安穏と、国民の幸福を願い、共に真の生き甲斐ある人生を目指しています。新しい社会への情報発信と「地域社会に親しまれるコミュニティ」として、仏教行事や、文化活動を催し、やさしい心と心のふれあいをはかっています。

 

ご相談も受け付けております

立正寺では、介護・相続・年金・お墓・葬儀・心のケアーなど、専門家によるカウンセリングも行なっております。ひとりで悩まず、ご家族だけで抱え込まず、まずはお気軽にご相談ください。

東京都渋谷区代々木4-23-13